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不登校 教師として親としての失敗、今だから話せます

皆さん、こんにちは!「ナチュラル笑顔の不登校コーチング」の廣田 誠(ひろた まこと)です。

「教師なのに、子どもの心が折れ、不登校になった…」

「支援の専門家なのに、わが子への接し方が上手くいかなかった…」

これは、私自身の話です。

不登校支援を仕事にするようになった今でも、あの時の“葛藤”や“失敗”は忘れられません。

でも、その経験があったからこそ、今、誰よりも親御さんの気持ちに寄り添えると感じています。

今回は、私自身の失敗談をブログで初めて開示します。そして今後は、インスタライブでも正直に語っていく予定です。

「このままでも大丈夫」と、心が少しでも軽くなるきっかけになりますように。

 

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📝目次

1.不登校と向き合った「教師である私」の失敗

🔶1-1 正論をぶつけすぎたあの日
🔶1-2 「指導」と「共感」の違いがわかっていなかった

2.不登校の「親」として気づかされたこと

🔶2-1 「いい親」を演じて心が折れた日
🔶2-2 子どもから“沈黙”で突きつけられたSOS

3.不登校支援のプロになった私が、いま感じること

🔶3-1 「正しさ」よりも「安心」が必要だった
🔶3-2 寄り添う支援は、“過去の自分”への手紙

4.不登校で悩む親御さんへ伝えたいこと

🔶4-1 「間違ってもいい」から始まる本当の支援
🔶4-2 「あなたのまなざし」が子どもを支えている

5.今後はインスタライブで本音トーク!

🔶5-1 顔を出して話すことを決めた理由
🔶5-2 「1人じゃない」と思える場をつくりたい

 

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1.不登校と向き合った「教師であるの失敗

 

🔶1-1 正論をぶつけすぎたあの日

かつて私は、“教師”という立場に誇りとやりがいを持っていました。

子どもたちの成長を願い、厳しさも優しさも愛情の一部と捉えて教壇に立ち、「厳しく叱る」ことも教育の一つだと信じていました。

けれど、わが子が不登校になった時、その“正論”がまったく通用しなかったのです。

「明日は頑張って行こうね」

「みんな頑張ってるよ」

「学校って、行くところなんだよ」

教師として多くの子どもにかけてきた言葉を、心折れて苦しんでいるわが子には掛けることができませんでした。わが子の目から光は消え、口数は減り、ある日を境にほとんど話をしてくれなくなりました。

そのとき初めて、私はこれまでの“正しい言葉”で不登校に向き合う子どもたちの心を、実は追い詰めていたのではないかと思い返すことができました。

親としての愛情と、教師としての使命感がぶつかり合い、「子どもがつらい時に、寄り添ってあげられない」苦しさに気づかされた瞬間でした。

🔶1-2 「指導」と「共感」の違いがわかっていなかった

私は、教育委員会でも不登校支援の現場に関わっていました。

“不登校現場を知っている専門家”として、周囲には「きっと家庭でもうまく対応している」と思われていたかもしれません。

でも、現実は真逆でした。

「学校に行って成長してほしい」

「このままじゃ、自立できず、将来困ってしまうのではないか…」

そんな思いがまだまだ強くて、私はいつの間にか“子どもの手を引っ張って指導してしまう親”になっていました。

けれど、子どもが必要としていたのは「苦しい想いをわかってくれる人」でした。学校に行けないことを悲観する前に、「行けなくてつらいんだね」と、ただ一緒にその場にいてくれる存在…。

それが、私にはできていなかったのです。

失敗でした。

でもその失敗が、「親としての無力さ」と、「支援者としての視点の偏り」を私に教えてくれました。今の私の支援の原点は、間違いなく、あの“苦い経験”の中にあります。

 

2.不登校の「親」として気づかされたこと

 

🔶2-1 「いい親」を演じて心が折れた日

子どもが不登校になると、親は「何とかしなくちゃ」と頑張ります。

私も例外ではありませんでした。教師としての経験もある、教育委員会でも不登校支援に関わっている――。

そんな自分が「親としてうまく対応できない」なんて、認めたくなかったのです。

だから、家庭でも“支援者っぽく”ふるまおうとしました。

笑顔で「大丈夫だよ」と言い続け、子どもの前では焦りや不安を見せないようにして、「俺がこの子を立ち直らせる」と、無意識に力が入り過ぎていました。

でも、ある日、ふと気づいたのです。

「俺、すごく疲れてる…」

子どもを支えるはずの自分自身が、ボロボロになっていたのです。

「いい親」「支援者らしい親」を演じることに必死になり、本当の“親としてのやさしさ”や“余裕”を忘れてしまっていたのです。

🔶2-2 子どもから“沈黙”で突きつけられたSOS

わが子は、次第に表情や言葉を失いました。私の声かけにうなずきもせず、目も合わせず、行動できない日々が続きました。

「なぜ何も言わないの?」

「何を考えているのか、教えて…」

でも、それは子どもなりの精一杯のSOSだったのだと、今ならわかります。

「お母さん、お父さん、頑張りすぎないで」

「わかってくれなくてもいいから、そばにいて」

「正しいことより、ただ安心したいだけ」

子どもの沈黙は、私への“問い直し”だったのです。そのとき初めて、「子どもの不登校は、私自身を見つめなおす時間でもある」と気づきました。

親が肩の力を抜き、「そのままのあなたでいいよ!」と言えるようになるまでには、時間と心のゆとりが必要でした。

 

3.不登校支援のプロになった私が、いま感じること

 

🔶3-1 「正しさ」よりも「安心」が必要だった

私はかつて、「俺は子どものために正しいことを言っている」と信じていました。

でも、不登校のわが子と向き合ってはじめて気づいたのです。

“正しさ”は、時に人を深く傷つけることがあるということを。

「学校には行くべき」

「昼夜逆転は直さなきゃ」

「ゲームばかりじゃ将来困るよ」

これらは、社会の常識やルールの中では“正論”かもしれません。でも、心が疲れきっている子どもにとっては、ただの“圧力””大人の都合”でしかなかったのです。

そして、私自身も“正しい親でいようとすることで”、自分の気持ちをごまかし、無理をしていたのです。

今、不登校支援のプロとして活動している私が一番大切にしているのは、「安心できる場所であること」です。

子どもにとっても、親にとっても、“否定されない”“評価されない”“ありのままでいられる”そんな場所。

ナチュラル笑顔の不登校コーチングは、そんな「心のクッション」のような存在でありたいと願っています。

🔶3-2 寄り添う支援は、“過去の自分”への手紙

今、私は日々、不登校の子どもたちや親御さんと向き合っています。その中で、かつての自分と同じ気持ちを抱えている方と出会うことがたくさんあります。

「私の接し方、これで合ってるのかな?」

「子どもが話してくれなくて、不安です…」

「何もしていないのに、1日が終わっちゃうんです…」

そのたびに、私は心の中で、“過去の自分”に手紙を書くように話しています。

「大丈夫です!あなたはちゃんと向き合ってる」

「失敗してもいい。その分だけ子どもに寄り添えてる」

「子どもと一緒に悩んでることが、愛情の証拠だよ」

支援者としての私の言葉の裏には、“体験者としての痛み”があります。それが、ナチュラル笑顔の不登校コーチングにとって、何よりの“強み”であり“真心”です。

 

4.不登校で悩む親御さんへ伝えたいこと

 

🔶4-1 「間違ってもいい」から始まる本当の支援

「これで合ってるのかな…?」

「私の声かけ、逆効果だったかも…」

「子どもをもっと笑顔にしてあげたいのに、できない…」

そんなふうに悩む親御さんの姿を、私はこれまでたくさん見てきました。そして、何度も同じように悩んできました。

でも、今だからこそ伝えたいのです。

「間違っても、いいんです」

不登校の支援に“正解のマニュアル”はありません。なぜなら、子ども一人ひとりに、違う心の痛みと、違うペースがあるから。

大切なのは、「失敗を恐れずに、心で向き合い続けること」

そして、たとえすれ違っても、「伝えようとしてくれてるんだ」と、子どもはちゃんと受け取っています。

私自身、数えきれないほど言葉を間違え、何度も「ごめんね」と伝えました。

でも、その“ごめんね”があるからこそ、本当の“安心”と“信頼”が築けたのかもしれないと思います。

🔶4-2 「あなたのまなざし」が子どもを支えている

わが子が不登校になったとき、最初に崩れそうになるのは、「自分への信頼」かもしれません。

「こんな私で大丈夫かな…?」

「もっと明るく接するべき?」

「子どもに負担をかけていないかな?」

そんなふうに、自分を責めてしまう親御さんはとても多いです。

でも私は、“お母さん・お父さんのまなざし”こそが、子どもの心の支えだと確信しています。

毎朝、そっとかける「おはよう」

黙って出すお茶一杯

部屋のドアの前でそっと待つ背中

どれも“かけがえのない支援”です。目には見えにくくても、子どもはそれを感じ、心の中で少しずつ安心を育てています。

親が「このままでいいのかな?」と迷いながらも、毎日そばにいてくれること。それだけで、子どもは“自分の存在を肯定されている”と感じるのです。

だからどうか、今のあなたのままで大丈夫なんです。あなたのまなざしが、子どもにとっての“居場所”なんです。

 

5.今後はインスタライブで本音トーク!

 

🔶5-1 顔を出して話すことを決めた理由

正直に言えば、とても複雑な想いだったんです。自分の失敗を話すこと。“教師として”“親として”の葛藤をさらけ出すこと。

でも、思ったんです。

「こんなに自分が苦しかったのなら、きっと同じように悩んでいる親御さんもいる」

「じゃあ、その人たちの“孤独”をちょっとだけ軽くできるのは、“私の経験”じゃないか」と。

ナチュラル笑顔の不登校コーチングは、どこまでも「安心」と「共感」を大切にしてきました。

だからこそ、言葉だけじゃなく、「表情」や「声」や「空気感」でも届けたいと思ったのです。

インスタライブでは、失敗も、涙も、迷いも、“そのまま”語ります。きれいにまとめるつもりはありません。

誰かが元気になってくれるなら、私はもう「隠さなくていい」と、覚悟を決めました。

🔶5-2 「1人じゃない」と思える場をつくりたい

不登校の親御さんが一番感じやすいのは、「孤立感」だと思います。

友達に相談しづらい。学校とも距離ができてしまう。

家庭の中で自分だけが「出口のないトンネル」にいるような感覚。

でも、そうじゃない。

同じように悩んで、泣いて、もがいた人たちが、ここにいる。その“つながり”を、インスタライブという場で育てていきたいのです。

コメントで話せなくても大丈夫。ちょっと見ていただくだけでいい。

画面の向こうで「あぁ、私もそうだったんだ」と、ちょっと肩の力を抜いてもらえたら、それだけで十分です。

だからこれからは、「一緒に心が軽くなるライブ」をお届けします。

 

≪まとめ:傷は、“誰かを照らす灯り”に変わる≫

私は、教師としても、親としても、たくさんの失敗をしてきました。

不登校のわが子の前で、支援者であるはずの自分が、もっとも無力に感じた日もありました。

でも、今になってわかるのです。あの“揺れ”や“葛藤”こそが、誰かの気持ちに寄り添える力になったこと。

「間違えても大丈夫」

「泣いてもいい」

「不安なままでも、子どもは育っていく」

そう伝えられるのは、“自分もそこを通ってきた”という経験があるから。どうか、今つらい思いをしているあなたにも、伝えたい。

あなたが悩んだ今日が、誰かの明日を支える光になる!

そして、私もその一人として、これからも伴走していきます。

ぜひ、今後のインスタライブ(毎週火曜日21時~)にも、お気軽に来てくださいね!

「ナチュラル笑顔の不登校コーチング」の本音とまなざしを、これからも“そのまま”お届けしていきます。

 

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🎥インスタライブ 毎週火曜日 21時から

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