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不登校 1学期が終わる…うちの子だけ何も変わってない?

皆さん、こんにちは!「ナチュラル笑顔の不登校コーチング」の廣田 誠(ひろた まこと)です。

7月になり、1学期の成績や夏休みの話題が出てくる中で、「うちの子は何も変わっていない」「他の子は進んでいるのに」と不安や焦りを感じていませんか?

でも、他の子と比べなくて大丈夫。不登校の子どもは、見えないところでしっかり育っています。

このブログでは、「変わっていないようで、ちゃんと成長している」その事実に気づけるヒントを、ナチュラル笑顔の不登校コーチングの視点からお届けします。

 

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📝目次

1.不登校の子にとっての「1学期の終わり」

🔶1-1「学校の区切り」が子どもに与える影響
🔶1-2 親の気持ちが揺れやすい時期とは?

2.不登校でも「何も変わってない」は本当?

🔶2-1 表面の変化と内面の成長は別物
🔶2-2 成長は“見えない場所”で起きている

3.「変わっていない」という焦りとどう向き合うか

🔶3-1 他の子と比較して苦しくなる心理
🔶3-2 焦りを手放すためのセルフケア

4.夏休みを前にした親の心構え

🔶4-1 夏休みは「やり直し」ではなく「充電期間」
🔶4-2 予定ゼロでも価値ある時間の過ごし方

5.「ナチュラル笑顔の不登校コーチング」が伝えたいこと

🔶5-1 不登校の先にある“わくわく”を一緒に育てたい
🔶5-2 親の不安を“信じる力”に変える伴走支援

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1.不登校の子にとっての「1学期の終わり」

🔶1-1 「学校の区切り」が子どもに与える影響

7月になると、学校社会では「1学期の終わり」という節目を迎えます。

終業式、通知表、夏休みの予定表…。これらは多くの子どもにとって“頑張った結果を振り返る時期”ですが、不登校の子どもにとってはそう単純ではありません。

実際、学校という枠組みから一歩外れていることで、「みんなと同じように進めていない」と、自信を失ってしまう子もいます。

また、「1学期終わったね」と声をかけられることにさえ、プレッシャーを感じることがあります。

たとえ1日も登校できていなかったとしても、子どもは「何もしなかった」わけではないのです。

行こうと思って行けなかった日も、自分の中で葛藤し続けた日々も、すべてが“その子なりに”過ごした尊い時間。

節目は、誰かと比べるタイミングではなく、逆に「今のあなたで大丈夫」と伝えるチャンスです。

 

🔶1-2 親の気持ちが揺れやすい時期とは?

親御さんにとっても1学期の終わりは心が揺れる時期です。

SNSには「うちの子は通知表の評価で5が4つもありました!」という投稿、ママ友からは「夏休みの旅行ってどこ行く?」の話題。そんな中で、「うちの子は…」と胸が痛む瞬間もあるでしょう。

特に、不登校初期の家庭では「いつかは戻るはず」と思っていた期待が揺らぎやすく、「このままで大丈夫なの?」という不安に変わっていく時期でもあります。

でも、大丈夫です。“まだ変わっていない”ではなく、“これから変わるための途中”なんです。心の準備が整うまでに、時間がかかるのは自然なこと。

不登校の子どもを支える親御さんに必要なのは、「焦って結果を出すこと」ではなく、「焦る気持ちと付き合う力」です。

 

2.不登校でも「何も変わってない」は本当?

🔶2-1 表面の変化と内面の成長は別物

「1学期が終わるのに、何も変わっていないように見える…」そんなふうに思ってしまうことはありませんか?

でも、変化が“見えない”=“変わっていない”わけではありません。

私たち大人でも、心の中の変化は他人には見えませんよね。不登校の子どもたちも同じです。実は、多くの子が「自分なりの変化や成長」を、静かに少しずつ積み重ねています。

たとえば、以前は一日中ベッドから出られなかったのに、今は朝ごはんの時間に起きられるようになった。以前は親との会話を避けていたのに、「おはよう」と言えるようになった。

これらは表には出にくい“内面の変化”であり、子どもの世界ではとても大きな進歩です。ナチュラル笑顔の不登校コーチングでは、こうした「表に見えにくい小さな一歩」に目を向けることを大切にしています。外側の“結果”ではなく、内側で何が育っているかに目を向けることで、子どもの可能性が見えてきます。

 

🔶2-2 成長は“見えない場所”で起きている

植物が芽を出す前に、土の中で根を張るように、子どもの成長もまた、目に見えないところで進んでいることがほとんどです。

特に不登校の子どもは、まわりに合わせて行動できないことを自分でも悩んでいる場合が多く、日々の中で“自分を責める気持ち”と向き合いながら、内面の成長を続けています。

成長のペースは子どもによって違います。学校に行けた=成長、行けない=停滞、という単純な図式では測れません。“動けなかった日々”にも意味があります。そこには「葛藤を抱えながらも、何とか前を向こうとしている姿」があるのです。

だから、変化が見えない日でも、「あなたの中で、何かが育っていると信じてるよ」そう伝えてあげてください。

 

3.「変わっていない」という焦りとどう向き合うか

🔶3-1 他の子と比較して苦しくなる心理

1学期の終わり、通知表、懇談会、夏休みの計画…。世間が「結果」や「成長」を語り出すこの時期、不登校の子どもを育てる親御さんにとっては、胸が苦しくなる瞬間が増えます。

「隣の子は毎日登校している」

「〇〇ちゃんは部活で賞を取ったらしい」

「うちの子は…何もできてない」

そんなふうに思ってしまうのは、とても自然なこと。

でも、その比較の先に待っているのは、「親御さん自身が自分を責めてしまう自責のループ」です。

不登校は、“他の子と同じように進む”ことが難しい道。だからこそ、他の子と比べない視点を持つことが、とても大切になります。

比べるなら、他人ではなく「昨日の我が子」「1週間前の自分たち」と。そこにしか、本当の成長の証はありません。

 

🔶3-2 焦りを手放すためのセルフケア

焦る気持ちは、「親として良い支え方をしたい」「このままではダメな気がする」という責任感から生まれます。

つまり、焦ってしまう親御さんほど、子どもに真剣に向き合っている証です。だからこそ、その焦りに「振り回されない工夫」が必要なのです。

ナチュラル笑顔の不登校コーチングでは、こんなセルフケアをおすすめしています。

・専用のノートに「子どもに対してできたこと」を1つ書く

・我が子の“できていること”を一日10秒でも思い出してみる

・同じ境遇の仲間と話す(親の会など)

焦りは、誰かと話すことでスッと消えることがあります。また、“焦ってしまう自分”を責めず、「そう思って当然だよね」と認めるだけでも、心は少し軽くなります。

子どもを支えるには、まず親御さん自身が安心できる場所を持つこと。その土台が、ゆるやかだけど確かなサポートにつながります。

 

4.夏休みを前にした親の心構え

🔶4-1 夏休みは「やり直し」ではなく「充電期間」

「1学期は何もできなかったから、夏休みこそは…!」

そんなふうに、無意識に“巻き返し”や“取り戻し”をしようとしてしまうことがあります。でも、不登校の子どもにとって夏休みは「やり直しの場」ではなく、「心を休める大切な充電期間」なんです。

周りが旅行や部活動、夏期講習などで“動いている”ように見えても、その中に入っていけないわが子を見ると、つい焦る気持ちが出てきます。

でも、焦って何かをさせようとするよりも、まずは「一学期、おつかれさま」と伝えてあげることが、子どもにとっては何より安心につながります。

本当に疲れていた子どもは、予定のない夏休みこそが必要。自分のペースで寝て、起きて、好きなことに没頭できるこの時期こそが、“自分を取り戻す”第一歩になることも多いのです。

 

🔶4-2 予定ゼロでも価値ある時間の過ごし方

「夏休みにどこも行けなかった」「何も経験させてあげられなかった」

そんなふうに思ってしまう親御さんの声もよく耳にします。

でも、ナチュラル笑顔の不登校コーチングでは、予定ゼロの夏休みこそ価値があると考えています。

なぜなら、“何もしない”時間にこそ、子どもは「自分の内面と向き合う時間」を持つからです。

例えば

・一緒に散歩しながら、空を見上げる

・毎日一緒におやつを食べながら会話する

・好きなYouTubeの話を聞くだけでもOK

それは、一見「何もしていない」ようで、実は親子の信頼を積み重ねている立派な“関わり”です。

予定がなくても、進んでいなくても、夏の終わりに「今年の夏は、一緒にいられてよかった」と思えれば、それは最高の夏です!

 

5.「ナチュラル笑顔の不登校コーチング」が伝えたいこと

🔶5-1 不登校の先にある“わくわく”を一緒に育てたい

1学期が終わろうとしている今、「何も変わっていない…」と感じている親御さんへ。

ナチュラル笑顔の不登校コーチングが一番大切にしているのは、子どもの“わくわく”を一緒に育てることです。

わくわくは、他人との比較や、成績や登校日数からは生まれません。“安心”と“信頼”のなかでしか、芽吹かないものだからです。

「学校に行っていない我が子」に目を向けるのではなく、「今、何に目を輝かせているのか」に目を向けてみてください。

ゲームに夢中?絵ばかり描いてる?寝てばかり?

いいんです。それが今、子どもにとって“安心できる居場所”であり、エネルギーを蓄えている時間なんです。

ナチュラル笑顔の不登校コーチングは、

「まずは親が安心すること」

「そして、子どもの“今”を一緒に喜ぶこと」

そんなあたたかい伴走支援を目指しています。

 

🔶5-2 親の不安を“信じる力”に変える伴走支援

不登校の支援は、子どもだけを対象としたものではありません。不安を抱える親御さんにこそ、寄り添う必要があります。

1学期が終わる今、「本当にこのままでいいの?」と揺れるのは当然です。

でも、焦る必要はありません。親御さんのその気持ちを認めながら、少しずつ“信じる力”に変えていく。

それが、ナチュラル笑顔の不登校コーチングの原点です。

「まだ何も変わっていないようで、確実に芽は育っている」

そう信じるあなたのまなざしが、子どもの“安心”になり、“力”になります。

 

≪まとめ:あなたの子は、あなたの子のペースで育っている≫

1学期が終わっても、「変われていない」「何も進んでいない」ように見える日があるかもしれません。

でも、それは止まっているわけではなく、“エネルギーをためている大切な時期”なんです。

他の誰かと比べず、昨日の我が子、1週間前の我が子をそっと思い出してください。

きっと、変わっている!きっと、前に進んでいる!

そして、子どものそばで「大丈夫だよ」と信じ続けるあなたの姿こそが、わが子の心を支える“安心の居場所”になっています。

この夏、どうか焦らずに、ナチュラルな笑顔で、子どもと過ごす時間を大切にしてくださいね。

 

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