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不登校の子が頼れる先生がいなくなった時、親に持ってほしい5つの視点

皆さん、こんにちは!「ナチュラル笑顔の不登校コーチング」の廣田 誠(ひろた まこと)です。

「やっと分かってくれる先生がいたのに…」「また一から説明しなきゃいけないの?」

不登校の子どもが、やっと安心できた“理解ある先生”との別れ。保護者としても、その存在にどれだけ救われていたか、言葉にできない想いがあるはずです。

本記事では、教師として・親として・そして不登校支援の専門家としての視点から、そんな不安や揺れを感じている親子に届けたい“5つの視点”をご紹介します。

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📝目次

1.不登校の子にとって「理解者」の先生とは

🔸1-1 不登校の子が心を開ける先生の特徴

🔸1-2 親が先生に求めていた“安心感”とは

2.不登校の子が感じる“別れ”の不安

🔸2-1 理解者を失うことで心が閉じてしまうことも

🔸2-2 新しい先生と築くには時間がかかる

3.不登校の対応が“リセット”されないために

🔸3-1 情報共有のカギは「親の声」

🔸3-2 次の先生に“伝える工夫”をしよう

4.不登校支援は「人」ではなく「仕組み」で支える

🔸4-1 先生任せにしない、支援の土台づくり

🔸4-2 家庭・学校・専門家の連携が子どもを守る

5.不登校の子に今、親ができること

🔸5-1 「先生がいなくなっても大丈夫だよ」と伝える力

🔸5-2 自分らしく歩める支援を探していこう

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1. 不登校の子にとって「理解者」の先生とは

🔸1-1 不登校の子が心を開ける先生の特徴

不登校の子どもにとって、学校の中で「安心できる大人」はとても貴重な存在です。中でも、理解ある先生は「学校」というハードルを少しだけ低くしてくれる存在。
・無理に登校を促さない
・話を最後まで聴いてくれる
・“頑張れ”ではなく“そばにいる”と言ってくれる
そんな先生にだけ、子どもは心を開くことがあります。これは特別な関係であり、子どもが学校とつながる“命綱”のようなものなのです。

🔸1-2 親が先生に求めていた“安心感”とは

親御さん自身も、その先生に救われていたのではないでしょうか?
「分かってくれる先生がいるだけで、気持ちが軽くなった」「味方になってくれたことが心強かった」――そんな存在がいなくなってしまうのは、親子にとって大きなショックです。
でも、大丈夫です。その“安心感”を、親が代わりに届けることもできるのです。

 

2. 不登校の子が感じる“別れ”の不安

🔸2-1 理解者を失うことで心が閉じてしまうことも

子どもにとって、「自分をわかってくれる大人」はごくわずかです。その存在が突然いなくなると、まるで“安心できる居場所”を失ったように感じてしまいます。
不登校の子はもともと、他人との距離のとり方に敏感です。少しでも安全だと感じた関係を失うと、「どうせ、また分かってもらえない」と自信をなくしてしまうことがあります。

🔸2-2 新しい先生と築くには時間がかかる

理解者が変わるたびに、また一から関係を築く必要があります。でもそれは、子どもにとって非常に大きなエネルギーが必要なこと。
無理に「新しい先生にもちゃんと話してね」と急がせるのではなく、子どもが自分のペースで関係性を築いていけるように、時間を尊重することが大切です。

 

3. 不登校の対応が“リセット”されないために

🔸3-1 情報共有のカギは「親の声」

学校の先生が異動や退職で変わったとき、一番困るのが「これまでの対応が伝わっていないこと」。そのままリセットされてしまうと、子どもも親もまた一から説明しなければいけません。
だからこそ、親御さん自身が「子どもの今の状態」「これまでの対応」を整理して伝えることが重要です。
例:手紙・支援ノート・個別面談など、形式にこだわらず「見える形」で伝えることがコツです。

🔸3-2 次の先生に“伝える工夫”をしよう

子どもの性格や苦手なこと、接し方のポイントなどをあらかじめ伝えることで、新しい先生も対応しやすくなります。
▶例:「◯◯の話題には敏感です」「登校を促されると黙り込んでしまいます」など。
「親の声」は、先生にとって貴重な情報です。遠慮せず、子どもの安心のために伝えていきましょう。

 

4. 不登校支援は「人」ではなく「仕組み」で支える

🔸4-1 先生任せにしない、支援の土台づくり

頼れる先生がいなくなると、支援も途切れてしまう…そんな状況を防ぐには、「先生個人に依存しすぎない」ことも大切です。
理想は、学校全体として**「不登校支援の共通理解」や「共有の仕組み」があること**。
親としても、「個人任せの支援ではなく、チームとして子どもを見てほしい」と伝えていくことが重要です。

🔸4-2 家庭・学校・専門家の連携が子どもを守る

先生だけでなく、親御さん、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、学校外部の支援者などが「一緒に子どもを支える“チーム”」になることが理想です。
「ナチュラル笑顔の不登校コーチング」では、親子だけでなく学校とも連携しながら、「学校復帰にこだわらない、子どもの成長を支える支援」を行っています。

 

5. 不登校の子に今、親ができること

🔸5-1 「先生がいなくなっても大丈夫だよ」と伝える力

先生がいなくなっても、支えてくれる人はたくさんいることを、親が見せてあげましょう。
そして、「大丈夫、私がそばにいるよ」と言える親の安心感が、何よりの支えになります。
不安や寂しさを感じている子どもに、「また安心できる人に出会えるよ」と、希望を渡す言葉をかけてあげてください。

🔸5-2 自分らしく歩める支援を探していこう

人生は一期一会…子どもはその子の成長過程の中で、出会いと別れを経験していきます。この経験そのものから、子どもは何かを感じ、人として成長していくものです。
自分のことを理解してくれる人はこの先生だけではなく、他にもいることを実感できれば、不登校の子どもにとっては、大きな安心感となり、どんなときでも「自分らしく」いてもいいんだと思えるようになるでしょう。

 

「ナチュラル笑顔の不登校コーチング」は、親の不安にも丁寧に寄り添いながら、子どもと親、それぞれのペースに合わせた支援を提供しています。

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